メインコンテンツまでスキップ
バージョン: KPM v3

KPM の多言語対応 (Localization)

このページでは、 KPM の多言語対応について説明します。


概要

KPM では、全ての出力をいくつかの言語に変更できます。また、初期状態では日本語が選択されています。

対応している言語一覧

  • ja_JP - 日本語(デフォルト)
  • en_US - English
  • ja_KS - 関西弁(大阪あたり)

言語を変更する

詳しくは以下のドキュメントを参照してください:

言語を追加する

言語を追加するには、適切な言語ファイルを記述し、設定を変更する必要があります。

言語ファイルの作成

言語ファイルのフォーマットは、標準的な Minecraft 言語ファイル (.lang) です。
キーと値を = で区切り、改行で区切って記述します。キーはスネークケースで記述します。 これらを記述したファイルを UTF-8 フォーマットで保存し、 (KPMのjar).jar/lang/ もしくは plugins/TeamKUNPluginManager/lang/言語名.lang という名前で保存します。

例えば、 日本語の言語ファイルは以下のようになっています。(一部抜粋)

notice.token.unset=GitHub トークンが設定されていません。
notice.token.unset.suggest=GitHub トークンを発行または設定するには %%command%% を実行してください。
notice.token.dead=指定されている GitHub トークンは有効期限が切れているか、無効です。
notice.token.dead.suggest=GitHub トークンを再発行または設定するには %%command%% を実行してください。
notice.plugin.removable=以下のプラグインがインストールされていますが、もう必要ありません。
notice.plugin.removable.suggest=これを削除するには、 '%%green%%%%command%%%%reset%%' を実行してください。

メッセージの変数について

KPM の言語ファイルには、変数を用いて記述する場面が多々あります。 変数は、 %% で囲まれた文字列で表され、., _ を含む英小文字で構成されています。

ヒント

1つのメッセージで使用できる変数は限られています。
例えば notice.token.unset.suggest メッセージでは、 %%command%% という名前の変数と色値(後述)および言語値(後述)のみ使用できます。

:::warn 翻訳時に %% で囲われた文字列の中身を変更しないでください。
これらを変更すると、適切なメッセージが表示されなくなります。 :::

標準的な変数値

メッセージ固有の変数です。メッセージの出力時に適宜保管されます。

例:

notice.token.dead.suggest=GitHub トークンを再発行または設定するには %%command%% を実行してください。

は、以下のように出力されます。

GitHub トークンを再発行または設定するには /kpm register を実行してください。

色値

メッセージの色を指定する変数です。実行時に、 Minecraft の装飾コードに変換されます。 以下の値が有効です。

  • %%black%% - 黒
  • %%dark_blue%% - 濃い青
  • %%dark_green%% - 濃い緑
  • %%dark_aqua%% - 濃い水色
  • %%dark_red%% - 濃い赤
  • %%dark_purple%% - 濃い紫
  • %%gold%% - 金色
  • %%gray%% - 灰色
  • %%dark_gray%% - 濃い灰色
  • %%blue%% - 青
  • %%green%% - 緑
  • %%aqua%% - 水色
  • %%red%% - 赤
  • %%light_purple%% - 紫
  • %%yellow%% - 黄色
  • %%white%% - 白
  • %%reset%% - もとの色に戻したり、装飾を解除します。
  • %%bold%% - 太字にします。
  • %%strikethrough%% - 取り消し線を引きます。
  • %%underline%% - 下線を引きます。
  • %%italic%% - 斜体にします。
  • %%obfuscated%% - ランダムな文字に変換します。
ヒント

これらのコードは、全てのメッセージで有効です。

言語値

他のメッセージの内容を参照する変数です。
例:

tasks.uninstall=プラグインのアンインストール
tasks.uninstall.errors.some_plugin=いくつかの%%tasks.uninstall%%が失敗しました。

この場合、 tasks.uninstallプラグインのアンインストール という値を持ちます。 そのため、出力は以下のようになります。

プラグインのアンインストールが失敗しました。

KPM の日本語記述ポリシー

KPM では、インタフェースのみやすさと、翻訳の容易さを考慮し、以下のようなポリシーを定めています。

  • 難解な漢語を使わない 例: 削除中 ではなく 削除しています など
  • 簡潔な日本語を使う 例: することができる ではなく できる など
  • 半角と全角の間に 半角スペース を挿入する 例: GitHubトークン ではなく GitHub トークン など
  • 英語の固有名詞は翻訳しない 例: GitHub など
  • 句読点を使いすぎない ダメな例: GitHub トークンを、再発行、または、発行するには、/kpm register を、実行するか、設定してください。
ヒント

これらのポリシーは、翻訳者の裁量によって変更される可能性があります。
また、このポリシーは KPM の日本語記述ポリシーであり、独自で翻訳する場合は従う必要はありません。