コマンド
KPM のコマンドの一覧と実行要件を説明しています。
コマンドの書き表し方
このドキュメントでは、コマンドを特定の記法に従って書き表します。このセクションではこの記法について軽く説明しています。
TeamKUNPluginManager を含む多くのプラグインでは、ほぼ同じ記法でドキュメントが書かれています。
一般的な構文記述
このドキュメントでは、コマンドを以下のように記述しています:
/command <required argument> [optional argument]
カッコで囲われた部分は引数と呼ばれる、コマンドに与える値のことです。一般に、コマンド名の後に空白を入れて実行します。
<required argument>
のような、 <
と >
で囲われた引数は必須の引数を表します。
また、[optional argument]
のような、 [
と ]
で囲われた引数はオプションの引数を表します。
可変長引数における構文記述
また、以下のような記述も見られるでしょう:
/command <required argument> [optional argument...]
...
がある引数は、オプションの引数を複数指定できることを表します(可変長引数)。
この場合、 [optional argument...]
は、0個以上、無限個未満のオプションの引数を表します。
コマンド一覧
/teamkunpluginmanager
KPM のメインコマンドです。 KPM の** すべての ** コマンドはこのコマンドのサブコマンドです。
第一引数を省略した場合ヘルプを表示します。
エイリアス
- ヒント
このエイリアスが最も使用されています!
コマンド構文
/teamkunpluginmanager [<サブコマンド> [引数...]]
権限
kpm.use
kpm.*
これ以下のコマンドは、すべて /teamkunpluginmanager のサブコマンドです。
適宜、脳内補完してください。
例1: example => /teamkunpluginmanager example
例2: example => /kpm example
autoremove
不要なプラグインを再帰的に自動でアンインストールします。
不要なプラグインになる条件は以下の通りです:
- 必須 - KPM が依存関係として自動でインストールした。
- 必須 - 依存されているプラグインが依存関係としてマークされている、または存在しない。
- 任意 - プラグインとその依存関係のプラグインも上記の条件を満たしている。
不要なプラグインの例
例えば、あなたのサーバには、以下のプラグインがインストールされています。
PluginA
は依存関係としてマークされており、PluginB に依存しています。PluginB
は依存関係としてマークされており、 PluginD に依存しています。PluginC
は依存関係としてマークされていませんが、PluginD に依存しています。PluginD
は依存関係としてマークされています。
このとき、
PluginA
は依存関係としてマークされていますが、どのプラグインからも依存されていないため削除されます。PluginB
は依存関係としてマークされており、PluginA
から依存されています。
ですが、唯一依存されているPluginA
も削除されるため、PluginB
も削除されます。PluginC
は依存関係としてマークされていないため、削除されません。PluginD
は依存関係としてマークされていますが、 依存関係ではないPluginC
から依存されているため、削除されません。
また、 依存関係としてマークされているPluginB
からも依存されていますが、上記によりPluginB
の方のみが削除されます。
以上より、このサーバでは PluginA
と PluginB
が削除されます。
エイリアス
(なし)
コマンド構文
autoremove
(引数なし)
権限
kpm.autoremove
kpm.*
スクリーンショット
clean
削除された、サーバに存在しないプラグインのデータ・フォルダとその中身を削除します。
削除から除外するには、 KPM 設定ファイルの execlude.pluginNames
に名前を追加します。
エイリアス
(なし)
コマンド構文
clean
(引数なし)
権限
kpm.clean
kpm.*
スクリーンショット
debug
KPM のデバッグ用コマンドです。
このコマンドはデバッグ用であり、頻繁に変更される可能性があります。
エイリアス
(なし)
コマンド構文
debug ...
権限
kpm.debug
kpm.*
info
プラグインの詳細な情報を表示します。
詳しくは以下のドキュメントを参照してください:
install
プラグインを新規インストールします。
詳しくは以下のドキュメントを参照してください:
register
KPM と GitHub の連携を行います。
詳しくは以下のドキュメントを参照してください:
status
uninstall
プラグインをサーバから削除(アンインストール)します。
詳しくは以下のドキュメントを参照してください:
update
KPM のエイリアス定義ファイルを更新します。
エイリアス
(なし)
コマンド構文
update
(引数なし)
権限
kpm.update
kpm.*
スクリーンショット
upgrade
サーバのプラグインを最新のバージョンにアップグレードします。
✨KPM v3 の新機能です!✨
詳しくは以下のドキュメントを参照してください:
upgrade-kpm
KPM を最新のバージョンにアップグレードします。
✨KPM v3 の新機能です!✨
このコマンドは、アップグレード完了時に内部でサーバをリロードします。
リロード後、サーバのプラグインが正常に動作しない場合がありますが、適宜再起動してください。
エイリアス
(なし)
コマンド構文
upgrade-kpm
(引数なし)
権限
kpm.upgrade-kpm
kpm.*
スクリーンショット
version
KPM のバージョンやライセンス、ステータスを表示します。
✨KPM v3 の新機能です!✨
エイリアス
v
status
コマンド構文
version
(引数なし)
権限
kpm.version
kpm.*