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バージョン: KPM v3

開発者について


ぺやんぐプロフィール ぺやんぐ(Peyang)

TeamKUNPluginManager のメイン開発者です。いぇーい。よろしく。

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ぺやんぐのホームページ
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ひとこと

こちらにはぺやんぐでございます。ぺやんぐは 800 時間ほど KPM に時間を溶していらっしゃいますが、 そもそもなぜ KPM を作成するのでしょうか、もうほとんどぺやんぐは覚えておられませんでした。 なにせ、ぺやんぐは 800 時間も溶かしていらっしゃる身でございます。経緯を知らないと流石にまずいと思ったのでしょう。ぺやんぐはしばらく御考えになりました。 やがてぺやんぐはその作成するに至った経緯を思い出すためでしょうか、 KPM のめちゃ昔の仕様書をお読みになられました。 それ曰く、 PluginInstaller に TeamKun リポジトリからのインストール機能が備わったものだそうです。なるほどと、ぺやんぐは納得したご様子でした。
こちらは 800 時間ほど KPM に時間を溶かし、メンタルが浮いたり沈んだりぷかぷかしていたぺやんぐでございます。何しろ 800 時間も溶かしてしまったものですから、 他のことにやりがいを感じないのでございます。何をしようにもすぐ KPM の仕様、ドキュメント、コードの内容が頭に浮かんでしまうのでございます。 それはそれは、他のことに集中できないものですから、その心細さと云ったらございません。プログラマなら感じたことがあるでしょう、寝る前に布団に入ったとき あのコードのあの行のバグの直し方、テストケースの最適な組み方、ドキュメントが示す本当の意味、すべてが頭の中で反復してしまうのでございます。 ぺやんぐは 800 時間も KPM に時間を溶かしていらっしゃる身でございます。ぺやんぐの頭の中はすべて KPM のことだけございましょう。
それでも、ぺやんぐは KPM の開発を続けることにしたのでしょう。アニメを横目に、ぺやんぐは常に KPM のエディタを開いていらっしゃいます。
ところがある時の事でございます。ぺやんぐは KPM の開発の報酬について考えていらっしゃるとき、ふとあることを思い出したのでございます。 ぺやんぐは境地に達したでございましょう。

あれ、私の報酬少なくね?

その時の事でございます。ぺやんぐは気づいてしまわれました。ぺやんぐは KPM の保守開発に対する報酬が月に █████ 円であることは知っておりますが、 今までこのことについて 一度も考えたことがなかったのでございます。 ぺやんぐは報酬が少ないことは知っておりますが、今までこのことについて一度も考えたことがなかったのでございます。 ぺやんぐは全てに気づいてしまわれました。ところが、やはり、ぺやんぐは趣味では KPM 以外にやりがいを感じないのでございます。ぺやんぐは深く考えられました。 ぺやんぐの 800 時間は何だったのかと考えられました。
そこでぺやんぐは思いを行動にしたのでしょう。ぺやんぐは KPM の開発をまた始めたのでございます。 狂ったように、コード、テスト、 ドキュメントや、スキームをずっと書いておられます。ぺやんぐには KPM の事以外見えていないのでございましょう。見ていたはずのアニメが 6 話のエンディングを迎えられました。 ぺやんぐはコードを書きながら思われました。なぜぺやんぐはコードを書いているのかと。


ぺやんぐには物語の内容がわからぬ。ぺやんぐはアニメは人一倍好きであったことも忘れ、コードを書き続けていた。
ある時、ぺやんぐは報酬が少ないことをまたも考えている時、横目でアニメを 11 話まで見ていた。 ぺやんぐはアニメを見ていたと思っていたが、実際にはほぼ見ていなかった。 辻褄が合わない。 アニメの内容がぺやんぐ脳内の内容と合わないのだ。これではならぬ、とぺやんぐは数話戻ろうとしたが、戻すことができない。 なぜなら、ぺやんぐは、どこまでまともに見ているのかすらも忘れ、 KPM を書いていたのである。ぺやんぐは境地に達した。
ぺやんぐは時間も忘れ、アニメに没頭してしまった。ああ、あ、くっそ安い報酬で KPM を保守し、アニメをみながらコードを書いていたぺやんぐよ。 真のプログラマ、ぺやんぐよ。 今ここでコードを書かずにアニメに没頭するとは情無い。愛する KPM は、おまえがコードを書かなかったばかりに、 改修が半年遅れてしまった。おまえは、 KPM 以外にやりがいを感じないのではなかったのか、と自分を叱ってみるのだが全身萎えてしまい、もはや牛歩の歩みにもかなわぬ。 コードを書かなければ、精神も共にやられる。もうどうでもいいだろう。もうアニメを見るのだ。真のプログラマに不似合いな不貞腐れた根性が、 事実陳列罪に値する、どうしようもない事実が、ぺやんぐの心に巣食った。私は、ここまでコードを書いてきたのだ。くっっそ安い報酬でここまで頑張ったのだ。もういいだろう。そろそろやめにしよう。 ああ、できるなら早く KPM をマスタアップして、 v3 をリリースしたい。だが私は、この大事なときに精神も根性も身体も付きたのだ。私は、きっと笑われる。 私の KPM も笑われる。私は KPM を欺いた。途中でやめるのは初めからなにもしないのと一緒だと。
ふと目に KPM のくっそみたいなインストーラのコードが写った。そっと頭をもたげ、息を呑んでコードを読んだ。どうやらこのコードは 1 メソッド 1200 行を超える超絶技巧クソ―コードらしい。ふうと、長い溜息が出て、そっとブランチを切った。そうだぺやんぐ。いますぐそれを改修するのだ。 今すぐそのコードを 24 のモジュールと 2 万行のコード、 8 層の階層に分割するのだ。おまえはできる。おまえはできる。 先刻の、あの悪魔の囁きのような、どうしようもない事実は、はきっと私に残っている少しの正気だ。悪い夢だ。そんなもの忘れてしまえ。さっさと KPM の開発に戻るのだ。いまはその時だ。 コードをかけ! ぺやんぐ。 高い報酬を払え! ███。


KPM の長いコオドを改修すると山脈であった。コオドが真っ赤になった。ぺやんぐの手が止まった。
イデア の リペア アイディイイ を実行し、ぺやんぐの イデア を落とした。張り詰めた空気が流れ込んだ。ぺやんぐは 画面いっぱいに乗り出して、叫ぶように
「なんで!?こんなん壊れてるよ!!!」
イデアが再起動したときに踏み込んできたダイアログは、プラグインのアップデエトを告げるものだった。ぺやんぐはそれを無視し、 KPM を開いた。
あたりはデレクトリの山脈であった。少ない階層もあれば大きい階層もある。特に改修したインストオラは 8 のモジュウルからなる 8 層の階層だった。
ぺやんぐは、その階層を 1 つずつ砕き、コードを読んでいった。もう二日も前にコオドであるため、ぺやんぐはコオドを読むのに時間を要した。 ずんと佇むそのコオドに圧倒された。結局この目だけが、読む必要のあるコオドを捉えているのだ。はっきり読もうとすれば読むほど、飛び飛びの関数に圧倒されてしまう。
ふと顔を上げると、いつの間にか日が暮れていた。空腹を感じて台所へ立つ。冷蔵庫から肉を取り出し、フライパンで炒める。皿の上に山盛りにして食べ始めた。 モニタのデスコオドを見ると、ぼんやりとした光が見えた。バックライトでもない、電気の光でもないそれは、ぺやんぐの心の光であった。 なんと、正式に報酬が降りたのである。
██ 月の中頃であった。
報酬が送られた画面を見て、ぺやんぐは、額面を見てふと笑みを浮かべた。なんと今回の報酬は █████ 円であった。まさかと思い、もう一度確認した。 ところが今回の報酬は █████ 円であったはずだが、実際には █████ 円と書いてあった。指で数えてみても、やはり █████ 円なのであった。 急いで言ったところ、やはり間違いであった。桁が違う間違いはぺやんぐも肝が冷えるほどに恐ろしかった。
あんなことがあったのに、アニメを見るのも止めないまま、開発も続けていたままであったので、やはりぺやんぐはおかしいのであろうが、もう辞められないのであった。


ある日の暮方のことである。ぺやんぐは一人 KPM を書いていた。
クソデカ KPM をメンテできる者は、このぺやんぐの他に誰もいない。何故かというと、この改修後、 KPM は 24 のモジュールに分かれた。 そして、 KPM のいくつかのモジュールにまたがる致命的なバグが、つづいて発覚した。どうにかしようとして、とりとめもない考えを繰り返していても、 ぺやんぐはギリギリでしか KPM を直せない。そのため KPM のモジュールを理解し、バグを直せるのは、ぺやんぐだけなのである。
筆者はさっき、「クソデカ KPM をメンテできる者は、このぺやんぐの他に誰もいない」と書いた。しかし、ぺやんぐが本当にこのバグを直せると云う当てはない。 どうにもならない事を、どうにかするためには、とにかく書き進めるしかない。止めてしまえば、コードに埋もれて死ぬばかりである。
そうして、バグをつなぎつなぎ直していくうちに、ぺやんぐは、この KPM への理解が、ほとんど、わからなくなるほど無くなっていった。
KPM の後来は、誰も知らない。